ヤスダのブログ

遊戯王メモ

ガンドラFTKについて

こんにちは。こんばんは。


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最近CS等でも見かけるガンドラ先攻ワンキルについて、まだ少しの期間ですが考えてきたことを書こうと思います。


展開はtwitter等にいろんなパターンがあるのでわからない方は調べてみてください。


どちらかと言えば、ガンドラFTKを既に組んでいる方や興味があってこれから組もうと思ってる方に読んでいただきたいです。

個人的な意見で特に構築が完全にまとまってるわけでもないです。

今回の先攻ワンキルデッキは他のものと比べて使用者が多く、たくさんの方と意見交換していきたいと思っております。



まず、このデッキはアザトートを採用できハリファイバーが出るだけコストいらずでワンキルという点が魅力的ですが、

異常に無限泡影に弱い点が気になります。

アザトートのssに成功しようが、ハリファイバーの効果が通ろうが、最後のガンドラに泡影をうたれるだけでもケアできなければワンキル失敗に終わります。


今は亡きサモンソーサレスが使えた頃の先攻ワンキルデッキは、増殖するGをうたれてもアザトートをssし、サモンソーサレスssの段階までに泡影を引かれなければ、相手の場にモンスターをssして完全に誘発をケアしてルートにむかえましたが、今はそれができません。

ということは増殖するGをうたれた場合、現状トロイメアマーメイドからイヴリースssなどの展開ルートもないため泡影ケアをできることなくつっぱして展開していくため、増殖するGを通してしまうことも泡影を引かれたようなもので厳しいです。



相手のデッキが40枚として

シェアの高い閃刀姫などには

増殖するG 3枚 、無限泡影 2枚

などの枚数が採用されてることが多いです。

この場合どちらか1枚以上初手に引かれる可能性は50.6%で

もし泡影3枚目まで採用されている場合は確率は57.7%まで上がります。

シングル2本に1本以上の確率でどちらかを引かれています。


増殖するGは灰流うらら、墓穴の指名者等で無効にすることができますが、無限泡影だけでも引かれる可能性は充分にあるので、

このデッキはアザトート率や先攻ワンキル成功率を上げることは前提として泡影ケア率を上げることが大事だと思っています。



構築に関して

ハリファイバーssだけでワンキルといっても、理想的な手札は

アザトートss(レベル4×2)+チューナー+泡影ケアできるカード

のような手札で

竜の霊廟やクイックリボルブ、おろかな埋葬を引いていても、初動と言われる終末の騎士やユニゾンビのような1枚でレベル4×2やレベル4+チューナーになってくれるカードを引かないと4枚、初動をきっちり引けていても最低3枚は必要です。


ガンドラワンキルの展開ルートには様々なパターンがあり、メインに確定枠7〜8枚がだいたい必要です。

この確定枠はハリファイバーからの展開でデッキからさわれるカードばかりなので初手に引くとそれだけ手札が少ないようなものです。


確定枠7枚の場合、霊廟でダークヴルムを使用した時になど初手に1枚ずつしか採用していないドラゴン(テンペストレダメ等)を引いてしまうとダークマターの効果コストが足りないことがあり、星辰など保険として2枚目を採用する場合があるので実質8枚確定枠必要と考えています。


メインを40で構築した場合

この8枚を1枚以上でも引いてしまう確率は69.3%、

2枚以上引く確率は25.6%です。

この確定枠のいわばゴミを枚数引けば引くほど、先ほどの理想的な手札からはなれていき、初動等への誘発もケアしづらくなっていきます。


なので自分は特に大事な理由がなければ、メインは60枚でいいと思っています。


メインを薄くする理由として

浮幽さくら、無限泡影をケアするカードを引く確率を上げたいという理由があると思いますが、

多くの構築でさくらをケアできるカードは墓穴の使命者×3枚、

泡影をケアできるカードは半魔導帯域、盆回し、レッドリブートの6〜7枚が多いです。

ここにさくら、泡影のケアをできる禁止令を3枚、泡影ケアのみですがサイレントウォビー等を1枚以上採用するとメインが60枚になっても

ケアできる確率はメイン40枚の時よりも上がります。


またさくらのケアを考えるのであればメインを厚くし、ディアボリックガイのような1枚でリンク数を増やせるカードを採用したほうがハリファイバーがなくてもワンキルすることが可能になります。

ハリファイバーを使わずにワンキルをする場合、スチームにアクセスできておらず天球をリリースできないことがあるため、その場合レヴィオニア等を使うルートがオススメです。


またディアボリックガイや他にもジェットシンクロンなどメインの枚数が少なめの構築では採用されていないカードを採用することで後攻が強くなると考えています。

ガンドラワンキルではエクストラに2〜3枚の自由枠があることが多く、トロイメアフェニックス等の後攻で使えるリンクモンスターが採用されていることが多いのですが、

現状の構築では1枚で複数のリンク数になるものは少なかったり、召喚権を使うものが多いです。

なので上振れた強めの手札でないとこの余ったエクストラ枠のモンスターを有効に活用しづらいです。


ハリファイバー+手札悪魔族モンスターでワンキルができるインフェルニティを使用していた時にもよく思っていたのですが、

ハリファイバー+αからワンキルできるデッキの強みはフェニックスやユニコーンを使って伏せなどを消していったあとに+チューナーでワンキルにむかえる点です。



無限泡影のケアに関して

泡影をケアするカードに関しては種類はさまざまありますが、

個人的な評価として相手がG+泡影orヴェーラー等や泡影orヴェーラー等×2枚を手札に持っていた時に、きっちり泡影をケアできるかが重要だと思います。

このデッキを組み始めた当初、泡影のケアを1番に考えたのでレベル4でアザトートにもなれるサイキックブロッカーを採用しようとしたのですが、サイキックブロッカーの効果が通らなかった場合、2枚目以降の泡影やGをうたれることで無理だと感じたからです。泡影ケアにトロイメアマーメイドからのイヴリースを評価していないのもそれと同じ点です。


なので採用するのであれば、

禁止令やサイレントウォビー等の無限泡影×2枚以上を完全に腐らせられるケアカードが良いと考えています。



・ゴミを多く引くことで理想的な手札ではなくなっていく。

・浮幽さくらや無限泡影をケアするカードを多少増やすことで、ゴミを引く確率は下げ、ケアカードを引く確率を上げる。

・リンク数を稼ぐことのできるカードを採用することで手数を増やし、後攻を強化できる。


これらが自分がメインが分厚くても良いと思っている点です。


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写真は1番上段が確定枠とされるカードたち。(展開パターン1通り見ているので10枚並んでいます。)

それ以外は採用候補です。


まだまだ考え途中のデッキですが、後手でも戦えるガンドラFTKにしていきたいと思っています。


何か気になる点や、相性の良いカード、違う意見がありましたらtwitter等で教えていただけるとたすかります。


長くなりましたが、読んでいただいた方、ありがとうございました。